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妊娠初期時にマカは必要?

妊活中におすすめのサプリとして知られるマカですが、妊娠初期に飲んでも大丈夫なの?と疑問を持っている方必見。マカは妊娠初期の栄養補給のサポートなどにも役に立つサプリです。早速、妊娠初期にマカを飲むメリットや気をつけたいことをご紹介します。

マカは妊娠初期の栄養補給補助に最適

妊娠初期にマカを飲むことは、ベビ待ち中のママの体が栄養補給するのをサポートできるのです。その理由を詳しくみていきましょう。

豊富なビタミン・アミノ酸がホルモン生成をサポート

標高4,000mのアンデス高地で育つマカは、古くから現地の人たちに栄養価の高い食物、また薬として親しまれてきました。マカには今わかっているだけでも、各種アミノ酸やビタミン類、ミネラルなどが豊富に含まれています。

欧米では、マカはインポテンツ、不妊症、更年期障害などの治療、あるいは性生活の向上を目的としたサプリメントとして、近年飛躍的に消費が伸びており、日本でも健康食品として販売されている。マカに含有される成分としてイミダゾールアルカロイド、イソチアネート類、脂肪酸、各種アミノ酸、ステロール類、サポニン、アルカミド、ビタミン類、ミネラルなどが報告されている。

出典:(PDF) 『サプリメントの可能性 : マカと前立腺肥大症(A・化学系薬学)』ファルマシア,41(1),2005[PDF]

マカに豊富に含まれているアミノ酸やビタミンは、ホルモン分泌に必要な期間に作用して、妊娠初期の身体が必要とするホルモン分泌をサポートします。受胎環境を整える作用がありますので、妊娠初期に赤ちゃんが快適に育つ環境を作る上でもとても頼れる存在となるのです。

NASAの宇宙食にも採用されるほど栄養価が高いマカ。妊娠初期で体調が落ち着かないときも、栄養補給や疲労回復にぴったりなサプリメントと言えるのではないでしょうか。

妊娠中に不足しがちな亜鉛を補給

現代日本人に不足しがちと言われる亜鉛も豊富に含んでいるマカ。亜鉛は、血液中にある赤血球の膜を作るために必要な役割を果たしています。そのため、亜鉛が不足すると妊婦さんの体は酸素不足になり貧血になりやすいとも言われています。また、妊娠中にレモンや酢の物などの酸っぱいものを食べたくなる原因は、亜鉛不足とも言われています。

妊娠時の血清亜鉛値の低下の原因として、循環血漿量の増加、胎児への移行、亜鉛含有蛋白の減少や亜鉛―蛋白結合能の変化等が考えられている。妊娠初期のつわりが強い場合に食生活は乱れる傾向があるが、このことも血清亜鉛値を低下させる要因として無視できない。

出典: 『18妊娠期の血清亜鉛値と味覚の変動』口腔・咽頭科,7(1),1994

また、亜鉛には血糖値を下げる効果があることも知られていますし、新陳代謝を高めるなどさまざまな役割を果たしています。妊娠中に必要と言われる葉酸を摂取すると亜鉛の吸収が妨げられてしまうと言う研究報告もありますから、意識的に亜鉛不足にならないように気をつけることも妊娠中は大切です。

欧米では1960年代より妊娠中の葉酸欠乏による巨赤芽球性貧血の予防のため,葉酸の投与が広く施行されている。この葉酸の投与が亜鉛の吸収をさまたげ、妊婦の亜鉛の栄養状態を悪化させ、妊婦ならびに申請時における合併症を増加させる可能性を示唆する論文がMuhkerjeeらによって報告された。〜中略〜従って、妊婦の亜鉛の栄養状態を検討せずに葉酸投与をすることの安全性に疑問を投げかけた

出典: 『1.葉酸の吸収・代謝と亜鉛の関係 : 第44回大会研究発表要旨』ビタミン,66(4),1992

アルギニンが妊娠高血圧症候群を予防

マカに豊富に含まれているアルギニンは、アミノ酸の一種です。アルギニンは、妊娠高血圧症候群を予防する作用があることが海外の研究で明らかになっています。[1]

この研究によれば、L-アルギニンを妊娠中毒症のリスクが高い妊婦さんに、妊娠14〜23週の間に摂取してもらい、その影響を調査。その結果、L-アルギニンと抗酸化ビタミンを投与した228人の女性は、プラセボ群に割り当てられた222人の女性グループと比較して、妊娠中毒症の発症率が有意に低下していたそうです。抗酸化ビタミンのみを摂取したケースでは妊娠中毒症の予防効果は見られなかったことからL-アルギニンが妊娠中毒症の予防に貢献していることは明らかなようです。

[1]

出典: 『Effect of supplementation during pregnancy with L-arginine and antioxidant vitamins in medical food on preeclampsia in high risk population: randomized controlled trial. 』BMJ. 2011 May 19;342

妊娠高血圧症候群は、妊娠中毒症の中でも高血圧を伴う症状です。妊婦さんが妊娠高血圧症候群になる原因はよくわかっていませんが、場合によっては赤ちゃんやお母さんに多くの合併症を引き起こすリスクがある病気です。

高齢出産や肥満の方などは特に注意が必要ですから、医師とも相談しながら、マカでアルギニンの補給を検討してみてはいかがでしょうか。

妊娠初期にマカを摂取する時の注意点

妊娠初期の摂取もオススメなマカですが、体にいいからと言ってたくさん飲み過ぎてしまうのは考えものです。現に、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所がまとめている『「健康食品」の安全性・有効性情報』には、安全性に関する情報として、妊婦さんや授乳中の方の場合マカの摂取は通常の食事以上の量を摂取した場合の安全性は確認できていないと記されています。

<妊婦・授乳婦> ・通常食事に含まれる量の摂取ではおそらく安全である。通常の食事以上の量での安全性は十分な情報がないため、摂取は避ける (94) 。

出典: 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報『マカ』

またマカに含まれているアルギニンに関する安全情報でも、妊娠中は適切な短期間の摂取ならば安全だろうと考えられるものの、長期的な摂取は慎重に検討することが必要とされています。

<妊婦・授乳婦> ・妊娠中は適切な短期間の摂取であれば安全性が示唆されている。妊娠28~36週の妊婦がL-体12 g/日を2日間、安全に摂取できた (PMID:14678093) 。 ・妊娠中の長期摂取および授乳中の安全性については信頼できるデータが十分ないので、使用を避ける (94) 。

出典: 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「健康食品」の安全性・有効性情報『アルギニン』

このように、マカはいくら体にいいからと言って、むやみにたくさん摂るのが正解とは必ずしも言えません。特に妊娠中は、ホルモンバランスが崩れやすいため、ホルモン生成に作用するマカは慎重な摂取が求められます。

心配な方は、ぜひかかりつけの産科の先生に相談してみるといいでしょう。また、摂取する場合でも、各サプリメントに書かれている推奨摂取量以上の用量を飲まないようにすることも大切です。

万が一、飲み始めて体調が悪くなった場合には、速やかに摂取をやめて、お医者さんに相談しましょう。

妊娠初期にマカと一緒に摂りたい栄養成分

妊娠初期には、マカから補給できる亜鉛やアルギニンなどの栄養素に加えて、色々な栄養素を補給することが推奨されています。ここでは、厚生労働省がまとめた「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書[2]より、妊婦さんに必要な栄養素についてご紹介します。

たんぱく質

妊娠中は胎児の成長に伴い、より多くのタンパク質を必要とするようになります。妊娠初期では、妊娠前と同様の量のタンパク質で良いのですが、妊娠中気になればさらにプラス5〜10g/日、妊娠後期にはプラス20〜25g/日の摂取が望ましいとされています。

つわりなども出始める妊娠初期は体調も食欲も低下しがち。意識してタンパク質を摂るようにしましょう。

鉄分

妊娠時には、鉄分が特に不足しがちです。妊娠中はお腹の赤ちゃんが成長するのに伴って、鉄分が赤ちゃんに行き渡るほか、胎盤内などにも鉄分が貯蔵されます。また、妊娠中は循環する血液量も増加します。それに伴い、赤血球が増加し、通常より多くの鉄分を必要とするようになります。

妊娠初期には、通常に加えて〜2.5mgの鉄分を補給するようにしましょう。また、妊娠中・後期にはさらに多くの鉄分(12.5〜15.0g/日)の摂取が推奨されています。

葉酸

水溶性のビタミンである葉酸は、妊婦さんにとってとても重要な栄養素です。葉酸は、赤ちゃんのビタミンと呼ばれることもあるくらいです。葉酸は、体内で細胞分裂をする核となるDNAを作る上で非常に重要な栄養素です。赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で受精卵から細胞分裂を繰り返して発育していくわけですから、いかに葉酸が大切かがわかるのではないでしょうか。 さらに、葉酸にはビタミンB12と一緒になって赤血球を作り出す役割も担っています。

妊娠初期に葉酸を積極的に摂ると、胎児の先天性障害のリスクを7割も低下させることができるという研究も報告されています。厚生労働省でも妊娠初期の葉酸の重要性を呼びかけています。

「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」の報告書[2]では、葉酸の摂取量の水晶を妊娠初期〜後期全ての期間で200〜240μg/日としています。 マカサプリメントの中には、葉酸も有効成分として配合されているものがありますから、合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか?

[1]

出典: (PDF) 厚生労働省『「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書』平成26年3月28日公表[PDF]